それぞれの暮らしやすさ
皆さんこんにちは。
管理課の西島です。
雪が降り、寒い日が続きます。くれぐれもご自愛下さい。
年始にはいつも石川県の方へに帰省しています。
今年は地震の影響もあり、実家について考える機会となりました。
実家は、両親ともに捨てられない性格で、物が溢れてしまっています。
大きな地震で家が大変なことになっているのではと心配しましたが、
壁に掛けられた絵が落ちたり、本棚が倒れたくらいで大きな被害はなかったようです。
ここ数年は、帰省の度に妹たちと協力して
不要な物の処分と掃除を勝手におこなっています。
始めの頃はそんなことしなくていい、勝手に物を捨てるなと怒っていた両親ですが、
一緒に片付けを手伝ってくれるようになり、少しずつ変化が見られるようになりました。
孫が安全に広々遊べるよう気遣ってくれている部分もあるかと思います。
そのような経緯と、今回の地震をきっかけに、
ニ階の子供部屋の一角に保存された、大量のレコードと大きな重たいプレーヤーを
業者に引き取ってもらおうと妹たちと計画しました。
いざ業者の方が来るとなると母が「聞いていない!勝手に人のものを売るなんて!」と
計画は中止になってしまいました。
30年以上聞かれることも、開けられることさえなかったレコードですが、
母には大事なものだったようです。
家はきれいに片付けられ、不要なものはなく、すっきりしていたほうがいい。
その方が安全で、みんな暮らしやすい、という勝手な考えを押し付けてしまった結果です。
私も実家に住んでいた頃は何も感じておらず
結婚し、家を持ち、またアルスホームに就職したことで
家に対する思いが変わっていったように思います。
両親の考え方をすぐに変えることは困難です。
…とは言っても今の状態は何かあったときに危険です。
両親が年を重ねれば、さらに掃除も行き届かなくなってしまいます。
今住んでいる家族の思いを尊重しながら
両親が暮らしやすい家となるよう少しずつ手伝っていきたいと思っています。
父の自慢の庭です。まめに手入れしていたのを覚えています。
プールやバーベキュー、焼き芋や雪遊びなど季節ごとの遊びを楽しんでいました。