設計者からのコメント
【奥行きのある敷地での計画】
住宅に囲まれた、東西に奥行きのある土地での計画です。
近隣からの視線に配慮した、プライバシーが保たれる空間で、家族がのびのびと暮らすことができる住まいを検討しました。
安心感と開放感を両立させるにはどのようなプランが最適かを考え、土地の特性を読み解きながらプランニングしました。
【将来は平屋のように暮らせる間取り】
二階建ての住まいですが、一階に主寝室を配置することで将来は段差のない平屋の様な暮らしを実現しています。
奥行きのある敷地ならではの居室の配置により、一階部分を広く取りつつ庭を確保しています。
水周りでは、ウォークインクローゼットをランドリールームと洗面脱衣室の中間に設けることで、収納しやすく取り出しやすい家事動線となり、共働きの子育て世帯にもうれしい、家事が楽になる工夫が詰まった間取りとなっています。
【四季を取り入れ、暮らしを愉しむ】
庭には今後植栽を取り入れ、四季を愉しむ事。また、植栽の間を縫うように小道を作り、玄関を通らずに中庭テラスへとつながるような、心地よいおこもり感のある空間を計画中です。
LDKと心地よくつながる中庭テラスは日常的に暮らしの中に溶け込み、食事やイベントごとなどに活躍します。もちろんLDKからぼんやりと眺めるだけでも癒されるのではないでしょうか。
また、こだわりのインテリアを愉しめるよう、心地よい外と一体化したLDKの一角に飾り棚やハンドメイドのスペースを設えました。