今回のテーマは「庭と心地よくつながる軒下テラスのある家」です。
［見どころ］
・南側に配置した、外部からの視線が気にならず部屋のように使える囲われた庭。
・軒下テラスとゆるやかにつながるダイニング・キッチン。
・天井高2.7mのリビングと、光が降り注ぐコーナーサッシ。
・洗面コーナー、クローゼット、ランドリールーム、脱衣室とつながり、回遊も出来る水周りの家事動線。
・キッチン裏の勝手口があるパントリー。
・造作家具と一体化したキッチン。

［物件データ］
建設地：富山県／敷地面積：237.30㎡／延床面積：33.23坪

設計者（稲坂）からのコメント
【住宅が建ち並ぶ分譲地内、約72坪の土地でのご計画】
南向き角地。日当たりがとても良い土地でのご計画です。周辺の住宅から視線が入りにくく、南側道路を挟んで向こう側の住宅も平屋だったことから、南側に開く空間構成としました。家族空間のプライバシー確保については、断面図を描くことで、道路とその向こうにある住宅から想定される視線の高さを導き出し、南の庭と家族空間に周辺からの視線が入らないよう建築塀を建てました。これにより日中もカーテンを開け放し、お庭でもゆったりと寛ぐことができます。

(▲ご提案時作成したダイニングのイメージパース)
【南側の軒下テラスで愉しむ食事のひと時】
ご夫婦で食事を愉しむ時間を大切にされているオーナー様でしたので、外部からの視線が気にならない囲われた庭でもお食事ができるよう考えました。ダイニングから気軽に行き来することができる軒下テラスを配置したことで、テーブルと椅子を置けばゆったりとお食事を愉しむことができます。庭を囲う建築塀は必要最低限の高さにとどめているため、座っていても空への抜けが感じられ、まるでレストランのテラス席の様な心地よさです。明るく開放的であり、自分たちだけの外部空間で食事の時間をお愉しみいただけます。
【展示場の様なすっきりとした空間を維持する収納計画】
生活動線に大容量の収納スペースを確保し、モノが散らかりにくい空間をご提案いたしました。リビングは隠す収納とし、奥行きも約90cmあるため、例えば大型の楽器や家具なども収納することができます。暮らし方に合わせてご自由にお使いいただけます。
【天井高2.7m、リビングの開放感】
囲われた中庭と隣接したリビングの天井高を2.7mとし、その高さにあった窓を取り付けることで、開放感を感じる家族空間としました。庭は建築塀に囲まれている事で外部からの視線を気にする必要が無いため、安心してお過ごしいただける空間となりました。

・完全予約制の見学会のため、会場の詳しい場所は、ご予約後にお知らせしております。
ぜひお気軽にご予約下さい。
・当日はお電話にてお問い合わせください。

TEL：076-492-9966